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10.142025
【制服のサイズ直し】成長期の学生必見!3年間着続けるための上手なサイズ調整術

ご入学、おめでとうございます!
桜のつぼみが膨らむ季節、真新しい制服に袖を通すお子様の姿に、目を細めていらっしゃる保護者様も多いことでしょう。希望に満ちたその晴れやかな表情は、ご家族にとって何よりの喜びだと思います。
しかし、その一方で、多くの保護者様が頭を悩ませる大きな問題があります。
それは、「制服のサイズ選び」です。
採寸会で「お子さんはこれからまだまだ大きくなりますからね」「3年間着るものですから、少し大きめを選ばれる方がほとんどですよ」と勧められ、ついワンサイズ、ツーサイズ上の制服を選んでしまった。
その結果、入学式の写真に写る我が子は、まるで”着られている”かのよう。
長すぎる袖は手の甲を完全に隠してしまい、ブカブカのジャケットは肩が落ちてなんだか頼りない印象に。スカートやスラックスのウエストもゆるゆるで、ベルトで無理やり締めている…。
「成長期だから仕方ない」
「すぐに大きくなって、ちょうど良くなるはず」
そう自分に言い聞かせながらも、「本当にこれで良かったのだろうか?」「格好悪い制服で、学校生活に馴染めるだろうか?」という一抹の不安が、心のどこかに引っかかっているのではないでしょうか。
この記事は、まさにそんなお悩みをお持ちの、全国の保護者の皆様のためにあります。
結論から申し上げます。その「大きすぎる制服」問題は、解決できます。しかも、お子様の将来の成長を妨げることなく、むしろ3年間を快適に、そして経済的に乗り切るための「賢い解決策」があるのです。
私たち「CocoRepair」は、制服のお直しを専門とするプロ集団です。今回は、皆様が抱えるサイズのお悩みを解消し、お子様に最高の学生生活をスタートさせていただくための「上手なサイズ調整術」について、詳しく、そして具体的に解説していきます。
Contents
第1章:「大きすぎる制服」がもたらす、見た目以上のデメリット
まず、なぜ「大きすぎる制服」が問題なのか、その理由を深く理解することから始めましょう。問題は、単に「格好悪い」という見た目の話だけにとどまりません。
1.学習意欲や自信への影響
思春期のお子様にとって、「見た目」は自己肯定感に直結する非常にデリケートな問題です。
身体に合わないブカブカの制服は、周りの友達から「だらしない」「似合っていない」と思われているのではないか、という不安を抱かせます。その小さなコンプレックスが、新しいクラスに馴染む際の積極性を奪ってしまったり、勉強への集中力を削いでしまったりする可能性があるのです。
「制服を格好良く着こなす」。それは、お子様が毎日を自信に満ち溢れて過ごすための、大切な第一歩です。身体にフィットした制服は、自然と背筋を伸ばし、「さあ、今日も頑張ろう」という前向きな気持ちを引き出してくれます。
2.安全性の問題と生地の傷み
意外と見過ごされがちなのが、安全性の問題です。
長すぎる袖は、実験や作業の際に器具に引っかかったり、火気に触れてしまったりする危険性を高めます。また、長すぎるスラックスの裾は、階段で自分で踏んでしまって転倒する原因にもなりかねません。
さらに、ブカブカの状態で着用を続けると、本来かかるはずのない場所に不自然なシワや摩擦が生じ、生地を傷める原因にもなります。特に、袖口や裾を無理に折り返して着用していると、その部分だけが擦り切れたり、変な折りジワが取れなくなってしまったりして、いざ成長して袖や裾を伸ばそうとした時に、跡がくっきりと残ってしまうのです。
3.「すぐ大きくなる」は本当?成長の個人差
「どうせすぐ大きくなるから」という言葉は、必ずしもすべてのお子様に当てはまるわけではありません。中学校・高校の3年間で身長が10cm以上伸びる子もいれば、数cmしか伸びない子もいます。成長のペースには、大きな個人差があるのが現実です。
もし、思ったほど身長が伸びなかった場合、卒業までの3年間、ずっとサイズの合わない制服を着続けさせることになってしまいます。それは、お子様にとって決して快適な学生生活とは言えないでしょう。
第2章:プロが教える!将来を見越した「賢いサイズ直し」とは?
それでは、どうすればこれらの問題を解決できるのでしょうか。
その答えが、私たちプロが行う「成長を見越したサイズ直し」です。これは、ただ単に制服を小さくするのではありません。「将来、再び大きくできる余地(縫い代)を残しながら、今はジャストサイズにする」という、特殊な技術です。
ご家庭での安易な裾上げテープや安全ピンでの調整は、その場しのぎにはなっても、生地に糊の跡が残ったり、穴が空いたりと、後々の修正を困難にするリスクが伴います。大切な制服だからこそ、専門家にお任せいただきたいのです。
具体的に、どの部分をどのように調整するのか見ていきましょう。
【ジャケット・ブレザー】袖丈と着丈の調整
●Before
袖が長すぎて、指先しか見えない。
●賢いお直し術
袖丈:
CocoRepairでは、袖口のボタンや装飾を一度すべて丁寧に取り外し、袖の内側に生地を織り込む形で丈を詰めます。この時、切り落とさずに残した生地が、将来の「縫い代」となります。お子様の身長が伸びて袖が短くなったら、この縫い代を出すことで、簡単に元の長さに戻したり、さらに長くしたりすることが可能です。
【スラックス・スカート】ウエストと裾丈の調整
●Before:
ウエストがゆるゆるでベルトが必須。裾が長くて靴にかかり、だらしない。
●賢いお直し術
ウエスト:
スラックスやスカートのウエスト部分は、縫い目を一度解き、内側の縫い代を使って調整します。多くの制服は、もともと数cmの調整が可能なように作られていますが、CocoRepairではさらにその縫い代を最大限に活かします。ここでも、生地は切り落としません。成長に合わせて、再びウエストを広げられるように処置を施します。
裾丈:
スラックスの裾も、ジャケットの袖と同様に、十分な縫い代を内側に残して裾上げ(シングルやダブルなど元の仕様に合わせて)します。これにより、3年間で身長が10cm伸びても対応できるほどの調整幅を確保することが可能です。
この「縫い代を残す」という一手間こそが、プロの仕事の真骨頂です。それは、今この瞬間の「ピッタリ」と、1年後、2年後の未来の「ピッタリ」の両方を実現するための、お子様の成長に寄り添う技術なのです。
第3章:全国どこからでも可能!CocoRepairの「3年間安心サポート」
「そんな特殊なお直し、どこでやってもらえるの?」
「近所に制服お直し専門店なんてないし…」
ご安心ください。私たちCocoRepairは、配送専門のサービスですので、日本全国どこにお住まいの方でも、最高の技術をご利用いただけます。
来店不要で、すべてがご自宅で完結
お直しの依頼、商品の集荷、お直しに掛かる料金のお支払い、お直し完了後の商品の受け取りまで、すべてがオンラインと配送で完結します。
1.CocoRepairのサイトからお直しをご希望するメニューを選択
予め料金が定められているのでカートに入れ決済を行う。決済完了後の届くメールで集荷を希望する日時を選択。
2.希望された日時に宅配業者がご自宅へ訪問
お客様の大切な商品を預かります。お直しが完了したらご自宅へお届けしますのでお待ちいただくだけです。日々お忙しくされている保護者様でもどこからでもいつでも簡単に依頼が可能になります。
3.お直しの内容がメニューに無かったり、相談してから決めたい!
そんな時はお問合せフォームからお気軽にお声掛けください。画像も送信出来ますのでお客様の知りたい事・お客様のお考えや思いをお聞かせいただきご希望に沿った内容で進める事も可能です。
お子様の成長に合わせた「再調整」にも対応
CocoRepairでお直しした制服は、お子様の成長に合わせて「再調整(サイズを大きくする)」することも、もちろん可能です。
「最近、袖が短くなってきたみたい」
「部活を始めて、ウエストがきつくなった」
そんな時は、再度私たちにご相談ください。初回の調整時に確保しておいた「縫い代」を使って、再びお子様の身体にピッタリのサイズへと甦らせます。一度のご縁を大切に、ご卒業まで、お子様の健やかな成長を制服の面からサポートし続ける。それが私たちの喜びです。
最高のスタートを、最高の制服で
新しい環境、新しい友達、新しい学び。
これから始まる中学校・高校生活は、お子様にとって、人生の礎を築く大切な3年間です。その大切な毎日を、サイズの合わない制服のせいで、少しでも憂鬱な気持ちで過ごしてほしくない。それが、私たち、そしてすべての保護者様の共通の願いではないでしょうか。
「大きめを買って、CocoRepairに調整してもらう」
これが、成長期のお子様の制服選びにおける、最も賢く、最も経済的で、そして最もお子様の心に寄り添った選択だと、私たちは確信しています。
身体にフィットした制服は、お子様に自信を与え、その立ち振る舞いを美しく見せます。凛とした制服姿は、毎日の学校生活に、そして勉学に対する姿勢にも、きっと良い影響を与えてくれるはずです。
お子様の輝かしい門出を、最高の形で応援しませんか?
3年間の安心は、ほんの少しの「お直し」という投資から始まります。
全国からのご依頼を、心よりお待ちしております。お子様の大切な思い出の詰まった制服、私たちに蘇らせるお手伝いをさせてください。










